容器ではなく、光を彫る「香水瓶」

香水瓶が所蔵・展示されるパリ装飾美術館
香水瓶が所蔵・展示されるパリ装飾美術館

「香水瓶は鑑賞」するもの

パリ装飾美術館(Musée des Arts Décoratifs)では、

香水瓶は “Objet d’art” と分類され、

「使うためではなく、鑑賞する芸術」という説明がなされます。

光を彫るように、多面にカットされた香水瓶
光を彫るように、多面にカットされた香水瓶

容器ではなく、「彫刻」として誕生する

 

ガラス芸術の名門ラリック(René Lalique)や

バカラ(Baccarat)などに共通しているのは、

容器ではなく、香りのために“光を彫刻にする。

という思想。

 

“容器”ではなく“彫刻”として生み出す価値観こそ、

ヨーロッパ的な芸術であり、

高級香水(オートパフューマリー)に

おける香水瓶のエスプリ(感性)です。

 

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